4人のお子さまがいらっしゃるお母様がヒプノセラピーを受けにきてくださいました。
「今まで1度も遅れたことがないのに、今月は生理が遅れている。どんなことが原因になっているのか知りたい。」と。
体と心は繋がっています。心が苦しさなどを感じていると体に反応として出てきます。
私は父親が亡くなった時、
哀しみに暮れて2~3日何にも食べる気になれませんでした。何にも食べていなくてもお腹が空きませんでした。
そしてお葬式が終わり、徐々に食べるようになりましたが、何にも味がしませんでした。
"哀しすぎて、食欲が出ない"(´ ᐞ` )という経験をしました。
父が亡くなったのは7月後半でしたので、空はカンカン照りのキレイなブルーだったに違いないその空も、グレー色にしか見えませんでした。
小学校の時もそうです。運動が苦手な私はマラソン大会の前日や運動会の前日になると、走るのが嫌で必ず胃が痛くなりました。
中学時代の部活動でも、仲間同士でのトラブルが多発し、仲間に会うのが嫌で
部活の時間になると胃がキリキリし、神経性胃炎って診断されたこともあります。
「嫌だなぁ。行きたくないなぁ。」という気持ちから胃が痛くなったという、自分で分かる体の信号もあれば、
分からないもの、まだ気がついていない感情もあります。
"私の気持ちに気づいてよ〜" と、
体は体調不良や病気となってサインを出します。
体には影響が出ていなくても、
心がスッキリしないとか、モヤモヤすると言うのもサインです。
潜在意識は感情を司っていますので、
どのような感情が原因となっているのかを潜在意識の中に探しに行けば、答えに辿り着くことができます。
それが出来るのが催眠療法です。
セッションに来てくださったお母様は、
催眠療法で自分と会話をし、自分の本当の気持ちを知り、納得し、スッキリされました。
次の日、電話で
"朝から生理がきたよ"
と嬉しい報告もいただきました。
ちょっとした自分の変化に気が付き、見過ごさずにしっかりと立ち止まり、自分の声に耳を傾けたお母様の姿勢が素晴らしいと思いました。
自分の中に原因があるだろうから、自分と向き合おうと思って来た。とお話ししてくれている時のお顔が忘れられません。勇気も覚悟も持ってのことだったと思います。
輝きを取り戻したら、その輝きで周りを照らしていくことができます。太陽のような存在のお母様となって、4人のお子様の育児をさらに楽しんでいってほしいと思います。