カラーセラピーとは?

センセーションカラーセラピーは、1995年にカナダで生まれたカラーセラピーです。


カラーセラピーのボトルの色の美しさと香りの導きにより、心に癒しと変容を起こしていきます。


カラーセラピーとは「色彩療法」のことで、カラーの効果を利用して、心と身体の健康に役立てる療法です。

10本のカラーボトルから、気になるボトルを6本選んでいただき、選ばれたボトルの色の組み合わせから心の状態を客観的に把握し、自分自身を深く理解していきます。

選んだ色、選ばなかった色全てに意味があり、「色」を心に投影させることで、「色」が自身の心に耳を傾けるサポートをしてくれます。


【カラーセラピーの概要】

各ボトルにはそれぞれ色の持つ意味やシンボルがあり、選んだ色から心身の状態や向き合うべきテーマがわかります。そして自分のことを客観的に捉え、これからの人生の歩み方がより良くなるように、色を通して自分の本質や人生のテーマ、使命、現在の心身の状態、今必要なやるべきこと、本来の望み、未来の姿などを分析していきます。

そして、悩みを解決へ導き、願望を手に入れていくための気づきを得ていきます。


この10本のカラーボトルはチャクラにも対応していますので、チャクラバランスについてもカウンセリングしていきます。


相談事の課題解決策を見出し、幸せな未来を手に入れるための気づきを得て、自分の人生をより豊かなものにしていきましょう。



【気づきをもたらしてくれるカラーセラピー】

カラーセラピーでは、色の力を借りて悩みや不安を解決できるように深層心理を探っていきます。そして心を癒し、本来持っている力を呼び起こします。



カラーセラピーを受けることによる効果

【人生の豊かさに気づく】

人には今まで歩んできた人生の歴史があります。現在だけでなく、生まれてくる前からもたくさんの経験をしていて、これまでの人生の積み重ねが現在として存在しています。今までどんな人生を送ってきたのか、これからどんな人生を送っていくのか、今が何歳だとしても、いつでもまたこれからスタートを切ることができます。

何か気になっていることや問題となっていることがあれば、カラーセラピーでそれらを解決し、希望ある未来へ次の一歩を踏み出していきましょう。



【自分を好きになれる】

10歳の子には10年分の過去があり、50歳の人には50年分の過去があります。カラーセラピーでは、過去の自分と現在の自分の状況にも注目していきます。


色を通して自分に向き合っていくと、自分ではまだ気付けていない気持ちや感情に気付いていくことができたり、自分の才能を知っていくことができたりします。カラーセラピーでは、自分の気づいていない能力を見つけるきっかけにもなるので、これからの自信に繋がっていきます。夢に向かっている自分のことが好きになり、実りある人生を楽しんでいくことができるでしょう。



【心身を癒すカラーの処方箋】

カラー診断をした後に、

あなたには今パープルが必要ですよ。と言ったように、色を用いてこれからどういうふうに過ごしていったらいいかという心身を癒していくための処方箋になるヒーリングカラーを最後に選びます。そのカラーを身につけて過ごしてみましょう。



「カラーを取り入れて自分を癒す方法」

こんな癒し方があります


【カラーの効果を家で簡単に取り入れる方法】


“花を飾る“

集中力を高めたいときは「青い花」

積極的に行動したい、活力を得たいときは「赤い花」

明るくポジティブになりたいときは「黄色い花」

といったように、その時の気持ちやこれから変わりたい方向に導いてくれるカラーを選びます。リビングや食卓に花を飾って楽しんでみてはいかがですか。


“ファッションに取り入れる“

その日に着る洋服や身につけるアクセサリーなどでも簡単に色を取り入れることができます。ネイルの色を変えてみたり、ハンカチやネクタイの色を変えて身につけたりしてみるだけで色の効果を利用でき、いつもとは違った気分で1日を楽しんでみましょう。


“食べ物でカラーを取り入れる”

食事で色を取り入れることもできます。朝は活力がみなぎるときですので、赤い食べ物(りんごやいちご)を食べて、昼にかけてはオレンジやイエローの野菜や果物、昼は野菜を中心に食事をして、夕方から夜はブルーや紫の食べ物で色を取り入れます。


“色のついた入浴剤でお風呂に入る”

入浴剤でお風呂のお湯に着色して、お風呂に入ります。香りがあるとさらに良いでしょう。


カラーセラピーとリフォームの関係性

【色を正しく使って快適な空間に住もう】

住む空間に使うリビングカラーは適切な色を使い、快適な空間を作ることが大切です。カラーの効果は心と体に作用しますので、ストレスがかかる空間にいると不調が出てきます。

ストレスがかからない安心できる空間にいることが大切です。

色の環境が悪いと心拍数が上がったり落ち着けなかったり、心地よく過ごせないということが起こります。


カラーはただの装飾ではありませんので、心と体が健康に居心地良く過ごせるように色を配色していく必要があります。


ピンクは女性らしさを象徴する色ですが、ピンクは筋肉活動を抑え、ホルモンを緩ませるという作用がありますので、筋肉を鍛える部屋などには他の色を用いることが望ましいです。

このことは、アメリカの刑務所で落ち着きのない犯罪者をピンクの部屋に入れ、しばらく過ごしてもらうという研究が行われました。しばらくしてみんなが落ち着くようになり、暴力が減少したという結果が出ています。ピンクは受刑者たちの攻撃を抑制する効果があるとして、アメリカ・ドイツ・スイスなどでは刑務所内での壁がピンク色に塗られています。


【目的別に色を用いる】

“幼稚園・小学校・中学校・高校・大学"では、

年齢が違うけど共通して言えることは、勉強に集中できることが目的です。加えて、勉強の能率が上がることも目的に色を配色します。年齢ごとに勉強に対する目的があるので、色は変えていく必要があります。


“工場“

工場は事故を防ぐこと、いかに事故を起こさないようにするか、工場で働く人のケアをし、仕事の能率を上げていくことを目的として配色していくことが大切です。


“病院”

病院は、空間や環境ごとに色を変える必要があります。待合室は長時間待っても疲れないように配慮される色を、入院病室は長い間過ごしていても苦にならない色、家にいるような落ち着ける色が好ましいです。


“オフィス”

仕事の効率を上げること、いかに働きやすくて能力向上できるかが大切になってきます。白やグレーのような刺激のない色は退屈になってきますので、能力や効率を下げてしまいます。単純な色を避け、インスピレーションを生み出せるような刺激のある配色、優れた仕事ができるように、働いている人の心理学的・生理学的に快適さを配慮した空間づくりが大切です。



【カラーハーモニー】


“色はバランスが大事です“


空間が同一色で配色されていると、彩度と明度が弱すぎてカラーハーモニーがまとまりすぎてしまいます。単調にならないように適度な変化をつくることが必要です。


色の種類が多すぎても、カラーハーモニーが複雑になりすぎてしまいます。色の刺激が強くなりすぎないように配慮することが大切です。


適度な刺激が感じられるバランスの取れたカラーハーモニーを作り出すことで、快適な空間が作られます。


あまりにも模様が多すぎたり、錯覚が生じるような模様を選んだりすることも心理的な負担となってしまいます。光沢がある床などは高齢者には歩きにくいですので、高齢者施設には素材や色の使い方を工夫していくことが大切です。


“飲食店”

ファミリーレストランと高級料理店、カフェに使う色はそれぞれ適している色が違います。食べる空間の全体の雰囲気を大切にし、食欲をそそるカラーを選びます。エレガントな料理、家庭的な料理、本格的な料理など、目的に合わせて家具や照明、装飾も表現したいイメージと合ったものを選びます。香りを連想させる色も加え、連想や共感覚を使い、心理的にも働きかけます。



カラーセラピーを活用した新築・リフォームの例


実例1)新築

学習塾のカラーコンサルタント


学習塾は、勉強するための空間です。よって、学業が向上するような環境づくりが大切です。

この学習塾はパソコン学習が中心となっていましたので、重要視したところは目の疲労を補う工夫をすることでした。目や視覚を守るということに重要な役割を置き、適切なカラーを選びました。


パソコン作業は近い距離を見つめ、常に目を動かしている状態となり、目の筋肉が疲労します。

他には、反射グレア(眩しさ)にも注意して目を守る工夫をしてくことが大切です。日中は、窓からの光がパソコンの画面にあたり、その光が目に入ります。日が暮れると、室内の照明がパソコン画面に反射し、目に入ります。他にも、パソコン画面や教科書、ノート、黒板などに目を移す度に、それらの間を目が何度も行き来することになります。それぞれのものに目を向ける度に目はピント調節をしなければなりません。明暗のコントラストがある時も、瞳孔は明暗のどちらかに合わせようと反応します。瞳孔は目に入る光の微妙な調節をしているところですので、この目の調整が何度も行われると虹彩の筋肉にストレスを与えてしまいます。


目の疲れを軽減させるためには、時々遠くを見ることが大切です。少なくとも、5m先を見渡せるようにしておくことが重要です。これはオフィスでも言えることです。

目を休息させてくれるのはグリーンです。グリーンは焦点を合わせなくてもいいので、グリーンが目に入ってくると休息できます。そしてグリーンが目に入ってくると、心理的にも身体的にも安らげる効果がありますので、学校・病院・オフィスにとっても、良いカラーです。目の保護と集中力を高める目的として、この学習塾では5m先の直面に森林のような深みのあるグリーンをコーディネートしました。

【集中力や創造力にはクール色を】

“冷静になりたい時はブルーを用いる”

問題を解いていて、答えに辿り着けない時、ブルーを利用します。冷静な判断力、創造力が高まり、新しい発想が生まれやすくなります。


カラーや照明などが十分に計画されていないような環境にいると、イライラや無関心、集中力のなさという問題が出てきますので、子供達が学業向上していけるような適切な環境づくりが重要になります。


“ひらめきやアイデアが欲しいとき”

問題を解いている時は顕在意識が優位に働いています。顕在意識は考えたり判断したりするときに使われる意識です。何か他の発想が欲しいと思った時は、逆に潜在意識を優位に働かせていくことでアイデアがパッと浮かびやすくなります。

潜在意識は感覚や記憶を保有している意識です。「これ何の絵だろう」と感覚で見れるような抽象的な絵が飾ってあると、その絵を見ることで感覚を司っている潜在意識が優位になり、発想力が高まります。

これは、病院の待合室などにも言えることで、抽象的な絵やアクアリウムをディスプレイとして用いることで退屈させないようにしたり、待ち時間が短く感じられたりするという効果があります。


このことを元に、学習塾の前室にはブルー系の抽象的な模様の壁紙を用いました。問題を解くためにひらめきが欲しい時はここにきて休憩しましょう。


学習室の背面壁には、イエローオレンジを用いました。これは、金メダルの色(ゴールド)をイメージしています。

・今日一日頑張った自分へのご褒美に金メダルをかけてあげる

・志望校へ合格するという夢を勝ち取るために金メダルをイメージする

・イエローは笑顔や元気・ハッピーさを、オレンジは陽気さ・楽しさを表しますので、塾から帰るときはこの壁を見て笑顔になって明るい気持ちで帰れるように

そんな意味を込めて出口の壁にはイエローゴールドを使用しました。

それぞれの空間にウォーム色とクール色をバランスよく配色し、快適に過ごせる空間に仕上げました。


実例2)リフォーム

レセプションルームのカラーコンサルタント


レセプションルームは訪問者にとって、親しみやすくウェルカムな雰囲気を作ることが好ましいです。


入り口に入って正面に見える壁をイエローオレンジにしました。レセプションルームに入ると、訪問者は明るみのあるイエローオレンジの壁によって暖かさ、親しみやすさという感覚を覚えます。


イエローオレンジの壁の色が持つ効果に、笑顔、幸福感、楽しさ、明るく光溢れるといった心理的作用がありますので、

クライアント様の「笑顔をつくる。」というコーポレートビジョンに沿ったレセプションルームになると考えました。そして、会社のコーポレートマークも壁にデザインいたしました。(写真には載せていません)


床はブラウンにすることで(大地のような)安心感、安定感を訪問者に与えます。会社とお客様との関係性、お互いの信頼関係を築きます。


イエローオレンジの壁が象徴する親しみやすさと笑顔、そしてブラウンの床が象徴する安心感がバランスをとり、快活な会話ができる雰囲気をつくり出しました。


お客様が安心できて、信頼をおき、親切さを基準としたビジネススタイルを反映させた色選びが大切だと考え、このようにレセプションルームをカラーコンサルトいたしました。